運命の赤い糸



王子様のエスコートで、エレベータから降りると足元は大理石で広がっていた。


どうやら、土足らしい。



いやいや、そんな事より豪華すぎるでしょ。

ここに、一人で住むの?

広すぎる!!





「・・・。」


「どうかしましたか?」


「いや、あの、あまりの凄さに少し・・・。」


「まぁ、ここでは普通ですよ。」


「はぁ・・・普通・・・。」



そうだ、ここはお金持ち学校。

庶民の感覚で到底ついてこれない感覚を持ってる。






「とりあえず、進みましょう。」


「・・・はい。」



奥に進むにつれ、さらに豪華になっている。


窓は、ほとんどガラス張り。

しかも、バルコニー付き。

キッチンは最新の設備。

テレビもでかければ、ソファーもでかい。



寝室に行けば、ふかふか特大ベット。

なぜか、私好みの色合い。


寝室のお隣には、私専用のブティック。

流行りの服から、予備の制服が二着ほど。

それから、たくさんの靴と小物、鞄。


きっと、全部真也さんが揃えてくれたに違いない。

一体、いくらお金をかけたんだろう。

あとから、お礼のメールをしとこう。