「案内って言っても、そこの突き当りのエレベータに乗っていくだけですが。」
「そうなんですか。」
エレベータ・・・。
さすが、お金持ち学校。
しかも、四台あるんですけど。
「桜木さんは・・・どうやら最上階のようだね。」
「最上階?」
「うん、きっと理事長配慮でしょう。」
「ふ~ん」
別に、普通でもよかったのに。
用意してもらっておきながらちょっと文句ね。
それよりも!
横顔がやばいんですけど!!
もちろん、私の隣を歩いておりますから、自然と横顔が視界に入ってしまう。
正面からの王子様もなかなかですが、横顔もおススメします。
「最上階は、桜木さんだけなので迷いませんよ。」
「私だけ???」
「はい。」
リッチだ。
ビップだ。
「着きましたよ。ここです。」

