「じゃあ、陽菜には彼らと過ごしてもらうからね。」


「はい。」


「そうだな。基本的には彼らと行動をとって欲しいけど、陽菜にも都合いうものがあるだろう。」


お互い、自己紹介も終わったところで、真也さんから今後の事について話してくれた。


「そんな、1日一緒にいるんですか???」


この人たちと1日一緒に過ごすのはきついよ。

いろいろと・・・。




「まぁ~そっちのほうが安心だけど、嫌か?」


「いや、嫌ではないですけど・・・。少し、疲れるかな~なんて。」


「そうだよな。う~ん・・・。奏人はどう思う?」


「そうですね・・・。僕たちも用事というものがありますし、出来るなら朝と帰りのお供ぐらいなら。」


お、お供ーーーー?

えっ、あれだよね、送り迎えってことだよね!!



「そうか。まぁ~最低それはやってほしいな。時間があるなら、昼休みとかも一緒にいてくれ。」


うんん?

いくら、学園に慣れるためとはいえ昼休みまでは必要なくない??

それとも、そんなに案内するところでもあるのかな?


「陽菜もいいか?」


「あっ、はい。全然大丈夫です。」


「じゃあ、明日から、嫌、今からよろしくな。くれぐれも私を怒らせることのないように。」


「「「はい。」」」


怒らせる??

なんか、約束事でもあるのかな?

まぁ、私も迷惑のかけないようにがんばろ。