戻りながら頭の中で考えていた。
あの転校生とこれから傍にいなければならないのか。
なんだか、本当にめんどくさいな。
でも、竜也と慎は喜びそうだな。
最近暇していたから。
俺が、今会ったことは内緒にしとこ。
放課後。
「奏ちゃ~ん。会えるの楽しみだね~」
「僕も~、早く会いたいな~」
「・・・これからどこいくの?」
和馬はずっと寝てたから、たたき起こした。
状況を理解していないらいし。
当たり前か。
「今から、理事長室に行くんだよ。ほら、ちゃんとしろ。」
「ふ~ん。ネム。」
「和馬ちゃ~ん、これから楽しことがあるんだよ~」
「ふ~ん。ふぁ~~ん」
相変わらず、眠たそうにしている。
なのに、天才なんだよな。
頭がキレるっつうか。
能ある鷹羽爪を隠すって和馬のことだよな、絶対。

