「理事長〜この子が陽菜ちゃ〜ん?」
「ああ。今日からよろしくな。」
えっ、この人たち私のこと知ってるの???
一応初対面ですよね?!
よろしくってなんですか?
「陽菜ちゃん、よろしくね!」
ヘラヘラしてそうな人が手を差し出してきた。
初対面の人。
男の人。
私は、ついついいつもの癖で体が強張ってしまった。
「・・・。」
真也さんどうすればいいですか?
視線を真也さんに送る。
それを感じ取ってくれた、真也さん。
「陽菜、驚かせたね。彼らは、この学園の生徒会。しばらく一緒に過ごしてもらう。学園に慣れるまでね。」
「・・・一緒に。」
この人たちと。
生徒会ということは、全校のトップ。
彼らはイケメンだから、女子に人気があるはず。
男子にもそれなりに人気があるはず。
私みたいな平凡な人が一緒に過ごしてもいいの?
それに、彼らは一緒に過ごすことについて不満はないの?
私の頭の中は不安でいっぱいだった。

