運命の赤い糸




ポンポン事件(?)から、私はかなり先生に警戒心を持った。


ドキドキしたけど、先生だよ?


できればこれ以上私をドキドキさせて欲しくない。





「桜木?着いたぞ。」


「はい。」


「・・・なぜそんなに離れてるのかな?」


「・・・気のせいです。」



私と先生との距離は、5メートル。



あら?ちょっと離れすぎたかしら?


いや、そんなことないわ。


これが丁度いいのよ。


うんうん。


私は、1人で納得していた。



「そんなんじゃ、理事長室入れないだろ?」


「うっ。」



それは考えてなかった。


さて、どうやって入りましょう。


「ほら、おいで。」


先生はまるで小さい子供を呼ぶように、ジェスチャー付きで言った。


「うっ///」



そんな、些細な動作さえドキドキさせる。


私に免疫なさすぎて・・・・。



「ほ~ら。」


「・・・やです。///」


くそっ、何恥ずかしかってんのよ!!///