運命の赤い糸




「なんやなや、なんか楽しそうやな~」


次は、前の席の子が振り返って話に入ってきた。


「あっ、俺は木谷 陸斗(キタニ リクト)。よろしく!」


「あっ、うん。」


元気良すぎでしょ。


てか、そんな近寄らんといてーーー!!


木谷くんは、一言で言えばおしゃべり。


泣くことを知らない赤ちゃんみたいだ。


「陽菜ちゃんって本当に男嫌いなん???」


「えっ、それは~・・・。」


「おい、陸斗あんまり詰め寄ったんなよ。」


困っていたら、横から助け舟が。


やっぱり、獅童くんは優しい。




「えぇ~俺、もっと陽菜ちゃんと仲良くなりたい~。」


「そんなしつこいと仲良くなる前に嫌われるぞ?」


「まじかぁ~~~陽菜ちゃん、俺そんなしつこい?」


「えっ、」


急に振られて何も考えてなかった。


「ほら、桜木さん困ってる。」


「うっそんんんん~~~~さっそく、嫌われた~~~???」


いや、まだ何も言ってないんですけど。


ま、いっか。