運命の赤い糸



それより、いつまで和馬は寝てるんだ?


ここに、来てからずっと寝ている須川 和馬(スガワ カズマ)


和馬はいつも眠たそうにしている。


寝ても寝ても寝たりないらしいな。









今日も、何もなく1日が終わるのか。


はぁ~






コンコン



誰かが、生徒会室の扉をノックした。






誰だ?


ここに、用があるのは?




「はい。」


「やあ、おはよう、生徒会諸君。」


『理事長!!!』


「あいかわらず、ここは快適だね~」


と言いながら、ソファーに腰を掛けた。


理事長の傍らには秘書の笹倉さんがいた。







理事長が何の用だ?


しかも、こんな朝早く。



「何の用ですか?」


「まあまあ、みんなもここに座って。」




みんな、理事長に言われた通りに腰かけた。




「さて、今日は君たちにお願いがあってきたんだ。」


「お願いですか?」


「ああ。」


理事長からの頼みごと。


今まで、一回もなかったことに俺達は戸惑いを隠せなかった。