------奏人said
毎日毎日イライラする。
俺は、佐久間 奏人(サクマ カナト)
この学園の生徒会長を務める。
成績よし、運動神経よし、顔もよし。
自分で言うのもなんだけど。
と・に・か・く
俺達にまとわりついている女たちがうざすぎる。
『奏人様~~~~~~』
『今日もかっこいいですわ~~~~~』
「みんな、おはよう。」
『きゃぁ~~~~~~~』
『おはようございます♡』
俺は表では、王子様キャラを演じている。
そのほうが何かと都合がいいからな。
だから、俺の裏の顔は生徒会のメンバーと理事長ぐらいしか知らない。
やっと、あの女の群れから解放された。
今いるところは、生徒会のメンバーしか入れない5号館。
この館は、女もいなければ先生もいない。
俺達は授業を基本的に受けなくても大丈夫。
定期テストで順位を落とさなければね。
たまに、理事長とか先生とか来るけど。
「ねぇ~奏人~暇なんだけど~」
「そんなの知るか。」
「えぇ~冷たいよ~」
「うるさい。俺は今疲れてるんだ。」
「ちぇ~」
今話しかけてきた奴は、竜也。
池上 竜矢(イケガミ リュウヤ)
いつも、能天気でヘラヘラしているちっこいやつ。
でも、性格は顔に似合わず腹黒い。
小悪魔だ。

