もうそろそろで、学園につく。
あっ、そういえば、眞田学園のお友達に挨拶していない。
これって、やばくないですか??
えっ、だって、昨日まで眞田学園にいた私。
そして、今日から龍華学園に通う。
これって、挨拶する暇なかったことないですか????
「どうかしましたか?」
私が、一人で百面相していたから笹倉さんが質問してきた。
「いや、あの、私って、昨日まで眞田学園にいたじゃないですか?」
「はい。」
「でも、今日から龍華学園。私は、眞田学園に挨拶をしなくていいのかな?っと思って・・・。」
「そのことなら、大丈夫ですよ。」
「えっ?どうしてですか。ていうか個人的に挨拶に行きたかったんですけど~」
「真也様が挨拶に行ってくれましたよ。そのことなら、今日真也様に相談なさってはいかがですか?日中は無理でも放課後なら大丈夫でしょう。」
「そうですか。じゃあ、あとから相談しておきます。」
真也さんそこまでしてくれたんだ。
なんとなく、申し訳ないような気がした。
あとで、お礼いっとこ~
「陽菜様、つきましたよ。」
「はい。」
この前より、早く着いたような感じがした。
それは、笹倉さんのおかげかもしれないなぁ~
「では、私は車を置いてきますね。陽菜様はこの道をまっすぐ行って、あの1号館に入って、職員室に行ってください。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「では、お気をつけて。」
笹倉さんの乗る車は走って行った。
周りをみると、同じ制服をきた生徒がたくさんいた。
はぁ~~!よしっ!
今日から、がんばろっ

