「おっと、話が大分それたね。」
私が理事長室に来てから、一時間ほどが経った。
「じゃあ話は戻すね。陽菜は、無事に明日からこの学園の生徒です。」
「ということは・・・。」
「転入おめでとう。」
はぁ~本当にはいちゃったよ
これから、一人暮らし。
友だちもいない。
唯一の知り合いと言えば真也さん・・・と笹倉さん。
笹倉さん、忘れてますせんよ。
でお、二人は忙しいし。
はぁ~~~~
これから、やっていけるのかなぁ~?
もう、不安しかない。
「心配しなくても大丈夫だよ。何かあれば俺に言ってくれればいいし。帰りたくなったら、笹倉を使えばいいし。」
笹倉を使えばいい・・・言い方が・・・。
「陽菜は、ここで大切なものを見つけてくれ。」
大切なもの。
出来るかな?
いや、探すんだ。
大切なものを。

