運命の赤い糸






「どうぞ。」


「あ、ありがとうございます。」



流石、ジェントルマン。

レディーに対するマナーがなってますね。ちょー、上からでスミマセン。



私は、密かに心の中で謝った。





「では、行きましょう。」


「はい。」







車から出て初めて周りの景色を見る。

















はい。

ここは、どこでしょう?









にほん?

じゃぱーん?

にっぽん?













えっーーーーーー!?


だって、ほらっ、噴水!

城!

銅像!

門!







いやいやいやいやー

これが学校???




そう!私の目の前にはまさに外国にありそうな風景が広がっていた。





でっかい門。

でっかい銅像。

でっかい建物。

でっかい噴水。


どれをとっても、日本ではあまり見ることのできないものばかり。



建物に関してなんか、お城みたいなのがいち、にい、、さん、、、5つもある。


どんだけ敷地もってんの。


私が丘の上から見えてたものはこの一部に過ぎなかったのね。





すごいわ。