そうこうしてるうちに、私たちは大きな家の前に立っていた。 うわぁ、あいかわらず大きいなぁ・・・! ここは、何をかくそう、私の幼馴染のうちの一人、椛谷 美紗(もみじや みさ)の家。 おじいちゃんが社長さんで、いわゆる『お嬢様』なんだ! 私がみとれてると、奈留がくるっとこっちをふりかえった。 「・・・実は。 琴花がひっこしてから、僕あんまり美紗の家いってないんだよね」 へえ・・・? なんでだろ? 「何かあったの?」