あともう少しでプラチナに昇格できるぐらいのポイント数を、ゴールドにぎりぎりなれるポイント数まで減らした。
「お嬢様、こんなことをしてよろしいのですか?」
「高徳院さんたちを守るためよ。
彼女たちは美しい天使みたいな人。
それをあんな悪魔に汚されるわけにはいかないの。
人に言っちゃ駄目よ。
クビにされたくないでしょう?
秘密を守ればこのままおいてあげるわ。
また途方に暮れる生活を送るか秘密を守りながら贅沢な生活をするか選びなさい」
「守ります!ですからお嬢様!!」
明日生きられるかわからない生活を送っていた今野さんは秘密を守ると決めた。
「秘密を守ればあなたが死ぬまでおいてあげるわ。
もしあたしが死んでもお金は今野さんに行くよう操作してあるから。
このまま秘密を守るだけであなたは贅沢な生活が出来るのよ」
「守ります。死んでもお嬢様と秘密を守ります」
「じゃあまたハッキングしてちょうだい」
「かしこまりました」
これも彼女たちを守るため。