階段を降り、1階へと行く。
相変わらず大きな家だねぇ。
僕も来た当時は迷子になったなぁ。
まさか中学生にでもなって迷子なんてね。
「おはよう、お嬢さん」
椅子に座りながら黄色に染めた腰までのびた髪を丁寧に梳かしているのは
キイこと久留沢季椰(くるさわ・きや)。
難しい名前をしているから、キイって呼んでいる。
「おはようキイ」
「あれ。雀璃の綺麗な茶色い髪が乱れているよ。
こっちにおいで、梳かしてあげる」
「ありがとう!」
世界的に有名な殺し屋組織『ZERO』のナンバーフォー。
よくキャバクラとかに潜入して強者を殺める達人。
色仕掛けが得意みたい。
僕のお姉さん的存在。


