ゲーム





 まぁ、身勝手にしようが何しようが俺には関係ねぇ。








 俺はただ、








「お前を殺せれば良いんだよぉ。・・・各務景子!」



「はぁ?あたしなの?殺すのって」



「やっと気が付いたか」




 馬鹿だな、こいつ。




 遅すぎんだろ。





「家政婦はお前の殺害計画にはな~んにも関係してませ~ん。
ただ俺らの楽しいゲームを見てしまっただけ。
見た奴は殺されるんだよ、さっきの奴らみたいに・・・な」




 俺は家政婦の頭を撃ち抜いた。




 バタッと倒れる家政婦。




 悲しい最後だったな。



 愛したお嬢様に見捨てられてさ。