「お嬢様!?」
「今野はいらないわ。
こんなばばぁが死んでも誰も悲しまないわ。
でもあたしが死んだら悲しむ人が増えるわ」
「誰がお前の死を悲しむ?」
「生徒に決まっているじゃない!
あたしは生徒のためになる天使の先生よ!
あたしが死んだら生徒が悲しむわ!」
天使の先生ねぇ。
「・・ククッ・・・・ハハッ・・・・アハハハハハハハ!!」
何この馬鹿。
馬鹿すぎて笑える!
「な、何が可笑しいのよ」
「ハハッ・・・だっ・・・馬鹿だろッ・・・!」
「あたしが!?馬鹿ですって!?!?」
「何家政婦見殺しにしちゃってんの?
家政婦は必死にあんたを守ろうとしているのにさー。
それをあんたは見殺しかぁ・・・。
クククッ・・・自分勝手にもほどがあるなぁ!?」


