「あんたが金持ちか貧乏かなんて俺には何にも関係ねぇんだよ。 おれはただ、あんたの苦しむ顔が見たいんだよ」 「あたしは死なないわ」 「不死身の体とでも言いたいのか?」 「ええ」 はぁ? 「パパとママ、あたしは天使だと言うのよ。 天使は不死身なのよ!!」 ・・・あのさぁ。 「寝言は寝ている時に言えよ」 天使はもう死んでいるし。 天使なんて存在しねぇし。 「馬鹿すぎて付き合ってらんねぇわ」 俺はターゲットの腰を撃つ。