ゲーム






☆☆☆☆



「・・・っていうのが、私が殺し屋になった理由。
今でも伶に殺し屋になりたいと言ったのは後悔していないわ。

でも私の目的は果たされた。
この間組織に殺し屋をやめることを伝えたわ。
だから私はもう、殺し屋じゃない。

所属していないから、もう依頼はこない」



「・・・やめて良いんか、雀璃」



 ・・・へ?



「何を言い出すの・・・冬馬」



「やめて良いのかって聞いたんだ」



「や・・・何を言ってんの?
殺し屋は犯罪者だよ?
それをやめて良いのかって・・・」



「じゃあ、後悔しないか?」



「後悔なんて・・・」




 してない?




「・・・」



「犯罪でも、それが人のためになるのなら
犯罪じゃないと俺は思うがな」



「・・・」