「・・・後悔しないか?」
「しない」
「・・・後戻りはできないぞ?」
「良いの、それでも。
父さん母さん、朱雀、咲希を失った今、私に失うものなんてないから」
「加宮さん。俺も殺し屋にしてください。
俺に両親はいません。
咲希が小さいころに亡くなりました。
今の親戚は俺のことなんて気にしません。
俺を今でも他人と思っている人たちですから。
後悔もしません。
後戻りをしようと思いません。
俺も殺し屋になります」
「・・・良いだろう。
いくら俺が言っても無駄だろうからな。
出掛けるからついてこい。
俺らが所属する殺し屋組織にお前らを登録する。
登録が終わったら、すぐに特訓を始める。
厳しいが、今後悔はしないと言い切った。
だから諦めるなよ。
もう戻ることなんて出来ないんだからな」
私とケイは、すぐに登録を済ませ、伶やキイ、ローマの指導を受けた。
確かに凄く厳しい。
気を少しでも抜けば殺されそう。
でも、戻ることは出来ない。
光の世界に。


