お兄ちゃんは無言で私を強く抱きしめた。
「大丈夫だよ、雀璃ちゃん。
俺がいるから・・・な」
「おにっ・・・お兄、ちゃん・・・」
「警察に連絡しよう。
ひとまず俺の家へ行こう」
隣にあるお兄ちゃんの家に連れてかれる。
「伶。何、その子」
お兄ちゃんの家の中には、1人の女の人と1人の男の人がいた。
「俺の恩人の娘。ちょっと俺警察に連絡するから、雀璃ちゃん見てて」
「さくりちゃん?わかったわ」
黄色い髪の女の人が私を見る。
「あたしはお兄ちゃんのお友達。
さくりちゃんの味方だよ」
「ボクもでぇ~す」
私は警察の人が来るまで、お姉さんとお兄さんといた。
お兄ちゃんの友達なら、信頼できたから。


