やけに静かだ。 キッチンには【お姉ちゃん、おめでとう!】と朱雀の字で書かれているプレートがのっている。 しかし書いた本人はいない。 父さんと母さんの姿も見えない。 「・・・?」 私は閉まっている扉を開けた。 行くときは閉まっていなかったから。 「・・・!?」 目の前に、思わず目をそむけたくなる光景が広がっていた。 「・・・父さん?母さん?朱雀?」 一歩踏み出すと、靴下に液体がつく感覚がする。 「いやっ・・・!」 思わず足を離し、液体の出る先を探す。