「雀璃!こっちだよ」
「おはよう、雀璃」
「おはようございます」
「はよー雀璃!」
「おはよう!麗華、真由香、友貴、冬馬」
私は鞄を置き、4人と共に下ごしらえをする。
「雀璃。今日の当番が終わりましたら、一緒にまわりません?」
「良いの?やった!じゃあ早く終わらせちゃうね」
先輩方は毎年凄いものを作るみたいだから、楽しみ!
「・・・麗華。あとで、皆に話しておきたいことがあるの」
「あらそうなの?あたくしたちもあるんですの」
実は校長先生の件の日から、私は今日まで2日、学校に行かなかったのだ。
つまり、麗華たちと最後に話したのは、あの盗聴器をつけた時以来。
だから、麗華たちの話って言うのは、私が過去に殺し屋だったのかって話なのかもしれないな・・・。


