ゲーム





 気が付かなかった。



 まさか2人がいじめられていたなんて。




「理由は不明だ。
2人は教室でも大人しい存在だと高ノ宮校長も言っている」




 理由は不明・・・。




「早めにお願いと言う催促を受けている。
雀璃、いつ行ける?」



「・・・今日」



「大丈夫か?」



「うん。いけるよ」




「じゃあ今夜1時、決行しよう。
準備をしておく」



 伶は自室へと向かった。



「・・・ごめんなさぃですぅ・・・・」



「大丈夫だよローマ。気にしないで」



「・・・はぃ」




 時間の問題だったんだ。





 ばれるのは。