「な、何を言うんですか冬馬は!」
「さっきから言いすぎですわよ」
「もうちょっと慎みなさい」
「だって可笑しいだろ、各務先生のデータが雀璃宛なんて。
しかも俺ら生徒が知らないような情報まで事細かく書いてあるし。
俺だって信じたくないけどよ、そう考えざるを得ない状況だと思わないのか」
「・・・確かに雀璃が関係あるなら、データがあることにも納得できますわね」
真由香まで!
「信じたくありませんね。
でも、データがあるのは可笑しい」
友貴まで!
何ですの皆さん。
雀璃を信じないんですか?
「あたくしは信じませんわ。
確かにデータがあるのは可笑しいと思いますわ。
でも雀璃が関係していることは間違いですわよ。
雀璃がこんなことするはずないじゃないですか!」
信じられませんわ・・・!!


