大勢の視線を受けながら、 蓮と瑠衣と一つの階段の前についた。 瑠「ココ上がって左が僕等の部屋だよ〜♪」 今更ながら、ココまで来てしまったっと思った。 もう引き返せない。 あの視線たちをまた浴びるのは嫌だ。 だが、コレを登ってしまえばどうなる? 私だけじゃない、雷牙全体が被害に遭う可能性だってある。 どうすればいい。 分からない。此奴を巻き込む訳にはいかない。 頭では分かってるのに足が勝手に前へと進む。 まるで身体が「行け」「進め」と、言っているみたいにーーー。