大切なモノを守るために


たつみはそのまま仕事へ行った。

私も何もない顔をして学校へ行った。

友達の前で弱いところなんて
見せたくない。
だから1人で抱えていた。


そして私は開き直った。


ここまで嘘だらけで
それでもそばにいるって決めたんだ。

だからもう何が起きても
またたつみの事を信じてみよう。


これ以上の痛みなんてきっとない。


私は本当に麻痺していた。


たつみという男の呪縛から
私は開放されない。


全てなくしても好きだと思えるから。


怖いものなんてない。


唯一あるとするなら
たつみと離れてしまうことだ。