「あのー? 三村さんっだったかしら? 待つ間に座っておしゃべりしません?」 槇津くんのお母さんが、 ベンチうを指差しながら笑った。 似てるなぁ。 槇津くんと 「は、はい!是非。」 「よかったわ、こんなおばちゃんと 話したくないって言われたらどうしようかと 思ってたわ」 「ええ? そ、そんな事ないです! 全然、はい。」 「ふふ、冗談よ いきましょう?」 うん。槇津くんのお母さんだ。