「三村さん、お母様のとこに行ってて・・・ね?」 早川が言うと、 三村はぎこちなく頷き、 逃げるように去って行った。 「さぁ、行こう!」 一人ハイテンションな早川に引っ張られて 一緒に行くことになってしまった。 ・・・母さんのとこに置いとかなくて よかった気もするが スゲー、疲れる。 あいつ(三村)なら一緒にいて楽なのに そんな事を考えつつ、 自動販売機に急いだ。 ぜってー、さっと 買って帰る