「その天の邪鬼を抱き寄せている、貴方は? ただの鬼ですか?」 「鬼って…酷いね? 俺は、優しい部類なんだけど。」 「優しいだけの男って、つまらない。」 「じゃあ、キミの言った通り 俺は、鬼になってもいいよ?」 「何それ。私、Mじゃありませんよ。」 「ふふっ…。ほら、キミは天の邪鬼。」 そう言いながら、 貴方は私の首筋に唇を押し付けた。