コーヒーを飲み終えた時に見た時間は
【 7 : 15 】
その後直ぐにスウェットのズボンからタイトスカートに履き替え、スーツの上着を羽織った私は、シュウジに導かれるままに部屋を後にした。
シュウジの乗っている車は牛皮のシートの外車で。
こんな高級車に乗ったことの無い私は、気後れしていたせいか開かれた戸の前でフリーズ状態。
「どうかした?」
と、シュウジはさも当たり前かのように、レディファーストをやってのけているけれど…。
「う、ううん。…ありがとう。
…お願いします。」
その言葉を返す事が、やっとの私。
遠慮がちにシートに腰を下ろすと、シュウジは助手席のドアを閉め、車の前方を歩いて自身も運転席のシートに身を沈めた。

