涙は止めどなく流れ続けていて、私は、きっと酷い顔になっているはず。
しかも、私は男を目の前に下着姿を晒している。
それを恥ずかしいと思える余裕もなかった。
悲しいやら悔しいやら…切ないやらで。
気持ちまでもがぐちゃぐちゃだったんだ。
昨夜会ったばかりのシュウジに、八つ当たりまでして。
「私…情けな…。
こんなん…誰だって嫌よね…。」
私がそう呟きながら、一度大きく深呼吸をするとシュウジは不意打ちのキスを落とした。
重なるだけの、触れるだけのキス。
それなのに、私の鼓動は高鳴った。
ほんの一瞬だったのに、それはとても温かくて。
冷えきった心に、少しの温かさを残した…。
そんな風に、動揺してしまった自分がどうしようもなく恥ずかしくて、シュウジから顔を反らす。
そしたらシュウジは見計らっていたかのように、今度は私の頬に流れていた涙を舌先で舐め上げた。

