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ピピピピ…ピピピピ…ピピ…
休日も、スマホのアラームで起きていた私。
毎朝のように鳴るそれに腕を伸ばしながら起き上がる。
いつものように両腕を上げながら伸びをして
いつものように目を擦ってはみたけれど、
いつもとは違う部屋に居る事を思い出した。
オフホワイトのシーツに、濃紺の掛け布団。
スーツを着ていたはずなのに、上着を着てはいなくて。
掛け布団を少し持ち上げて自身の下半身を覗き見ると、タイトスカートがスウェットのズボンに変わっていた…。
視線を横にずらしてみると、そこには気持ち良さそうに眠るシュウジの姿。
下着を見られた事が少し恥ずかしくなって、こっちを見てもいないシュウジから顔を反らした。
けど…
こうやって隣り合わせに寝ていながらも、何もなかった事くらいは分かる。
寝ている間に何かがあったかどうかなんて、分からないはずがないんだから…。
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ピピピピ…ピピピピ…ピピ…
休日も、スマホのアラームで起きていた私。
毎朝のように鳴るそれに腕を伸ばしながら起き上がる。
いつものように両腕を上げながら伸びをして
いつものように目を擦ってはみたけれど、
いつもとは違う部屋に居る事を思い出した。
オフホワイトのシーツに、濃紺の掛け布団。
スーツを着ていたはずなのに、上着を着てはいなくて。
掛け布団を少し持ち上げて自身の下半身を覗き見ると、タイトスカートがスウェットのズボンに変わっていた…。
視線を横にずらしてみると、そこには気持ち良さそうに眠るシュウジの姿。
下着を見られた事が少し恥ずかしくなって、こっちを見てもいないシュウジから顔を反らした。
けど…
こうやって隣り合わせに寝ていながらも、何もなかった事くらいは分かる。
寝ている間に何かがあったかどうかなんて、分からないはずがないんだから…。

