しかし、メダルをあげるのは下級天使や
上級天使からなので、
集める天使によっては
普通よりも多めにメダルを貰ったり、
手伝いをしたのにメダルを1枚も貰えないという場合もあるのだ。

下級天使に上がると、仕事を始める前に
*パートナーを必ず組まされる。
パートナーは上級天使の中からしか選べず組めばメダルはパートナーが
あげることになる為、
仕事をしてもパートナーが居なければ
あげられない。
下級天使に上がるとパートナー共に
人間を見守ると言う仕事を入れられる。
中級天使になれば、
パートナーは解約してもOKだ。
下級天使の主な仕事は、
殆どがパートナーとこなす物ばかりだ。

中級天使のお手伝い、
生命の木の手入れ(パートナーと一緒)
掃除、
人間を見守る(パートナーと一緒)

その他にも、中級天使に上がるまでに
覚える事が山ほどある。

アレンは、天使長であるセラと
パートナーを組んだのだ。
好奇心旺盛な
アレンを放っておく事が出来ず、
セラはアレンを弟的存在として見ていた。

「天使にはなぜか“赤い実”を食べる事が許されたんだよね?これも疑問だ。
ね?セラ?」
「そうだな、天使は人間みたいに
繁殖はしないし、多少知恵がないと
人間に助言をする事は出来ないからな。」
「なるほどーそれもそうかー」

アレンは、そう言うとセラの方を向いた。

「どうした?」
「俺の髪って変?」



*パートナー(バディ)・・・
ここでは、下級天使と上級天使が組むことを言う。
一生パートナーとして活動する
天使もいれば、中級天使になった途端に
解約する天使もいる。
パートナーを組んだらメダルは、
パートナーにしか貰えない。
尚、パートナーが消滅や重度の怪我を
してしまったら、代理パートナーか、
新たにパートナーを組む事になる。