…まるでストライキみたいだ。 …いったい、どれだけ打ち上げがしたいのだろう…。 「はいはい。君達、俺が皆に休みを与えてないみたいな言い方は止めてねー」 店長はパンパンっと手を叩いて言った。 「…じゃ、理久くんにバイト内容を教えてくれる人ー。…あ、悟士くんで良いか」 店長は自問自答すると、悟士の背中を押した。 「…よろしくお願いします!」 俺の前に現れた悟士が、ペコッと頭を下げた。