関係ないような気がする、と言うか…
むしろ、そう信じたくないという希望の方が大きいのだと思うが。

「…まあ、もし思い出したら教えてくれると嬉しいな。…あ、そうそう。…廊下で警察の人が待っているんだけど」

「け、警察…っ?」

その単語に、何故か俺は激しく反応した。

…何故?

「嫌なら断って良いからね。あっちも、目が覚めたばかりで無礼なのは分かっているって言っていたから」

「…でも…大丈夫です。…俺で少しでも力になれるなら」