奈々がニコッと笑いながら、右手の小指を差し出してくる。

「…俺から手紙が来たら…嬉しい?」

「…え?」

「…奈々が喜んでくれるなら…書くよ」

「……もちろん、嬉しいよ。理久からのモノは何でも嬉しいもん」

「…そっか」

俺は小さく頷くと、奈々の小指に自身の右手の小指を絡めた。

「ふふ。…ありがとう」

そのまま俺は顔を近づけて、奈々と唇を合わせた。