バスで行くのだが… 俺が行きたい目的地に止まるバスが、とにかく少ないのだ。 乗り遅れたら、四時間ぐらい待たなければいけなくなる。 「…って説明してるどころじゃねぇし!」 俺は慌てて家を飛び出した。 ――― バス停に着いたのは、見事にバスの到着時間ピッタリだった。 間に合った… …のか? 俺がケータイの時計表示とにらめっこをしていると、向こうにバスが見えた。