「あら!ごめんなさいね。とっても、お似合いだったから…。…あ、そこの奥さーん!」

女性はパタパタと駆けていった。

…忙しい人だなぁ…。

そ、それより!

問題点は[旦那]って!

「…ふふ。新婚にでも見えたのかなぁ…」

私は、隣でクスクスと笑っている理久をジッと見た。

「…俺も、そんな年かぁ」

少しだけ舌を出した理久を見ながら、私はそのまま歩き始めた。

「ちょ、ちょっと待って!今日、あのソーセージを使って…えっと…焼ソバしようよっ」