「おう。…彼女と鍋、楽しめよ」 「…もう、兄貴ってばー!」 「…じゃあなぁ」 俺が手を振ると、拗ねていた悟士も笑った。 「また明日、バイトでっ」 悟士はパッと手を上げて、走っていった。 悟士の背中を見送った後、俺も帰り道を歩きだした。 途中でポストに手紙を出すのを忘れずに。 「…次は何を書こうかなぁ」 何だかスキップでもしたい気分だった。 …まあ、こんな大の大人がスキップでもしてたら通報されそうだが。 …さあ。 明日も頑張るか。