「…?玲央せんぱーい?」
呆然とする俺の耳に、美々の声は届かず…。
「玲央、玲ー央!!」
沙織が俺の耳を引っ張り、耳元で大きな声で俺 を呼び、ハッと我にかえる。
「あ、お、おう…」
「ほら、お客さんに席の案内!」
「あ、おう。じゃぁ、美々。こっち」
美々を案内しようとしたら、沙織が俺の耳元で 囁いた。
「玲央、喰うんじゃないわよ?」
「なっ!///」
沙織は何を言うんだか…。
「……玲央、先輩?」
「あ、あぁ、ワリィ!」
俺は沙織から離れ、美々に席まで案内した。
この時、俺は美々が悲しそうな瞳をしていたなんて、気付か なかったんだ。
そして…
「ホントに、食べないでね…」
沙織の、 気持ちにも――…。
呆然とする俺の耳に、美々の声は届かず…。
「玲央、玲ー央!!」
沙織が俺の耳を引っ張り、耳元で大きな声で俺 を呼び、ハッと我にかえる。
「あ、お、おう…」
「ほら、お客さんに席の案内!」
「あ、おう。じゃぁ、美々。こっち」
美々を案内しようとしたら、沙織が俺の耳元で 囁いた。
「玲央、喰うんじゃないわよ?」
「なっ!///」
沙織は何を言うんだか…。
「……玲央、先輩?」
「あ、あぁ、ワリィ!」
俺は沙織から離れ、美々に席まで案内した。
この時、俺は美々が悲しそうな瞳をしていたなんて、気付か なかったんだ。
そして…
「ホントに、食べないでね…」
沙織の、 気持ちにも――…。

