「はい。玲央先輩」

あなたの名前を、呼ぶ。

きっと、あたしは恋愛対象にはなれない。

けど、この想いからは、
もう、抜け出せない。

もう、手遅れだ。

あたしは、この想いに、

溺れていった。

深く、

深く――……。