【完】First♡Love~すれ違う恋心~

俺は、立ちあがった。

「玲央、せん…ぱい?」

俺は教室を出る直前、振り向いて言った。


「美々、そうやって、抱きつくの…彼氏だけに しろ。
彼氏、悲しむぞ」

…と。

「え、せんぱっ…」

俺は、教室のドアを閉めた。

俺の瞳からは、

涙が流れていた。