【完】First♡Love~すれ違う恋心~

ガラッ、とドアを開けると、 美々の肩がビクッとあがった。


「…美々」
「玲央、先輩…っ」

美々のそばには机やいすが散らばっていた。
…さっきの音は、突き飛ばされた音だったの か…。


「…痛く、なかったか?」
「…はい。大丈夫、です…」
「そか、よかった」