「ふーん…、仲の良い事で」 妬けるな…、とそう言った蓮の腕が私の腰にまわる。 「羨ましい?」 「まぁ…、な」 フフ…と笑みを零してから前に視線を向ける。 いつの間にか、昇降口に着いていたようだ。 さぁ、今日も一日頑張りますか! 朝から蓮に会った私はかなり元気一杯だ。 よし!ならば今日一日、学園に来ない良牙の為にも勉強をキッチリ聞いて、後で教えて上げようと再度気合を入れる。 良牙はやはり今日一日、私の前に姿を現す事はなかった。