でも、これで来れるのが秀さんなんだよなー。
バタンッ
秀「はぁはぁ。今度はなに?なんのはなし?」
全力疾走したのか、ものすごく息を切らして入ってきた秀さん。
「実は、朝のHRのときに、女だってことをみんなに言おうと思うの。だから、秀さんにも言っておこうと思って」
そういうと、秀さんはビックリした。
だけど、すぐに真剣な顔に戻った。
秀「姫菜が決めたんなら俺は文句は言わないよ。けど、クラスには龍がいるだろ…?大丈夫なのか?」
「うん。多分ね」
多分じゃない。
まったくわからない。
フられたときだって、龍の正直な気持ちはわからなかった。
今回も、どうなるかっていうのはわからないよ…

