転校先は、男子校⁉〈下巻〉






時はとんで、休み時間。



「そーいえばさ、龍って寮の部屋どこ?」

龍「あー、俺は、ここから家まで近いから特別に家から通う許可もらった」


「へぇー。そっか。いいな、家から通えて」


俺の場合、家に帰っても鍵ないから入れないし。



龍「なんで?陸も家はあるだろ?」


「まぁな。でも、俺は親が海外で仕事するからって理由でここに編入してきたんだよ。しかも、俺鍵持ってねーし」


龍「あ、そーゆーこと。てか、陸も編入生だったんだな」



龍が、意外そうにいった。