【更新中】キミの声、聞かせて

「この人の家にお世話になってるんだ」


「奈那がお世話になってるみたいだな。俺は椎田勇悟。同い年だし仲良くしてな」


同い年だったのか…


「相馬大翔です。宜しく」


軽く自己紹介をする


「大翔くんと会ってなかったら樹里に会えなかった」


「だけど、何も言わずに居なくなることはないだろうが。」


怒ってるけど、愛を感じる


それは奈那を思ってのこと


「まだ、帰りたくない。せっかく会えたんだもん」


「お前は樹里のことになると頑固になるよな」


今の奈那はさっきの樹里を見てるみたい


「大翔くん、勇悟も一緒に泊まって良い?」


「俺は別に構わないよ」


「急いで探しに来たから泊まるアテがないんだ」


それだけ奈那を探すのに必死だったんだな