【更新中】キミの声、聞かせて

「あっ、ごめんなさい。何でもないです。失礼します」


女の子は此処から去ろうとした


「ちょっと待って」


俺は女の子を引き止めた


この子が探してるのが樹里とは限らない


特徴を聞いてみることも必要だ


「ちょっと話せる?」


「良いですけど…」


俺は女の子を連れてベンチのある中庭に向かった


会議室からは此処は死角になるから見えない


「ねぇ、もしかして樹里を知ってるんですか?」


女の子は聞いてきた


「……って、それより先に自己紹介をしなきゃですね」


荷物を置いてベンチに座った


「笠原高校2年、高千穂奈那です。宜しくお願いします」


「相馬大翔です。宜しくな」


軽く自己紹介をして沈黙になった