「あなた、大翔と付き合ってるんでしょ?」


やっぱり大翔絡みか…


「なにか言いなさいよ!!」


「無理だって。コイツ話せないから」


「そういえば、そうだったね」


彼女たちは好き放題に言いまくる


「大翔と別れて?じゃないとあなた、痛い目に遭うから」


嫌だ!!別れたくなんかない


大翔に出会って楽しい


そんな楽しい時間を無駄にはしたくない


「まぁ、話せないし良いよね」


女子達はあたしを叩いたり蹴ったりした


痛い、苦しい…


刃向かうことが出来ないからされるがまま


「今日はこの辺にしといてあげる」


それだけ告げると女子達は去っていった


動くのは嫌だったけど、大翔にバレないように家に帰った